フェラーリから札束を投げる金持ち
ちょっと想像してみてくれ。
メジャーリーグの人気投手の俺は、時速200kmのフェラーリでサンタモニカの海岸線を走る。
進行方向に金髪ギャルがいた。俺は札束を時速100kmのスピードでギャルに投げた。
その様子を歩道にいるやつらが見ている。
やつらにとって、札束は時速300kmですっ飛んでいるように見えたはずだ。車のスピードと投げた速度の合計だからな。
じゃぁ、フェラーリで投げたのが札束じゃなくて光だった場合は?
「光の速さは一定だ」
よく相対性理論で言われるコレは、上の札束を光だと考えみて欲しいんだ。
すっ飛んでるフェラーリから光を投げても、道端の奴にとっても、光の速度は変わらないよって事を言っている。光は足し算しない。常に秒速30万キロなんだ。ヘンだろ。
なんでそーなの?って言われても誰も答えられない。
「観測するとそうなるし、いっそのこと、そういうことにしちゃおっか❤」って勝手なルールを決めたのはアインシュタインだからな。